坂井獣医科 Sakai Animal Hospital
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  2012年9月 キャンプ、川、海…アウトドアでの注意点  
     
 

夏の暑さも和らぎ行楽シーズンがやって来ます。お出かけ先でのトラブルに気を付ければ愛犬達との思い出も深まる秋を満喫する事とも楽しめますよ。

 

 
   
 

画像1海でのトラブル
!泳いだ後のケア

塩水を流さないと痒みがでることがあります。濡れた被毛を放置すると、皮膚がただれて痒みがでます。海水だと、さらに痒みがまして症状がひどくなることも。
☆ 予防と対処
泳いだあとは必ず水で塩分を落として!出来ればシャンプーをしてしっかり乾かすのがベストです。

!毒のある魚で中毒・ケガ
打ち上げられた魚(オコゼ、ゴンズなど)をかじって中毒を起こしたり、踏んでしまって皮膚がはれ上がる事故も多いので要注意!
☆ 予防と対処
リードをつけて目をはなさない。魚をかじったり、踏んで症状が出たら至急病院へ。

!日射病
水を飲まずに直射日光を長時間浴びたらキケンです。直射日光を長時間浴び続けると、体の水分が奪われ体温が急激に上昇。さらに水を飲めないと息使いが荒くなり、命に関わることも。
☆ 予防と対処
パラソルを立てるなどして犬に直射日光を当てない工夫をし、飲みたいだけ飲めるようにたっぷり水を用意しておきましょう。

!ボールの誤飲
波にもまれてくわえたボールを飲み込むことも意外と多い事故。吐き出せないため開腹手術が必要になります。
☆ 予防と対処
飲みこむ可能性のあるサイズのボールは使わない方がベター。ボール遊びは海の中ではしないこと。飲み込んだら至急病院へ。

 
   
 

画像1川・湖でのトラブル
!缶詰やガラスでケガ

放置された缶詰のフタや割れたガラスを踏んでしまい、怪我をする事故が多発。愛犬連れの際は注意が必要です。
☆ 予防と対処
愛犬が勝手に動き回らないよう、リードをつけておきましょう。出血が多いときは、出血部位より心臓に近いところをタオルや紐で縛って圧迫止血し、早めに病院へ。

!ごみをイタズラして誤食
放置されたごみをイタズラしているうちに口に入れてしまうと、食中毒を起こすことも。また、他人からのおすそ分けにも気をつけましょう。
☆ 予防と対処
周辺のごみは拾い、ゴミ袋は愛犬の手が届かないところへ。ごみに近寄らせないよう、愛犬の行動から目を離さないで。万が一症状が出たら、早めに病院へ。

!熱中症
湿度が低く、風通しのよい川辺ではなりにくいのですが、湿度が高く、ムシムシしているような川辺では、熱中症もおこります。
☆ 予防と対処
体温が急激に上昇しないように、こまめに水分を与えましょう。たびたび日陰で休ませたり、タオルを包んだ保冷剤などで体を冷やすのもいいでしょう。

 
     
 

2012年9月 森林でのトラブル

 
  この記事は2012年9月に制作された内容です。  
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