坂井獣医科動物病院

/10月〈2〉 Tタッチ後編(Tタッチ講習会)
2日目の講習がはじまりました。
テリントンタッチ「グラウンドワーク」です。
Tタッチ以外の方法です。
動物は姿勢が崩れると精神にも影響します。ちょっとしたことに反応しやすくなり、不安になりやすくなります。
姿勢を変えて動物を変えます。人間も姿勢によって気分が変わるのでハッピーな姿勢を覚えておくことが大切です。
人間もバランスがとれていれば動物もバランスがとれ、呼吸も人間が整えば動物も整います。
人間の考え方も前向きに考えることが大切です。逃げないで、吠えないで、動かないでと思うとよけい反応します。「ここにいてね」などと語りかけてください。

ボディーラップ
伸縮性のバンテージを体に巻くことにより体自身の感覚を高め動きや行動により自身を持たせます。神経質、過度に活動的、パニックなどに効果があります。
ラップの方法にもいくつかのバリエーションがあります。

バランスリード
引っ張り癖の仔などにいつも使っているリードを胸の下にかけることで直すことができます。この方法を用いることで、重力の中心を戻すことができバランスを取り戻します。

ハーネス
ハーネスを使ってリードの引っ張りを直します。チェーン式のリードで怪我をしたことがある人は首輪に変わるものとしてハーネスがいいでしょう。(Tタッチ専用のハーネスがあります。)

ハルティー
若く、活発で集中力なく、不服従、攻撃的などの仔にいいでしょう。フラットタイプの首輪と合わせて使いましょう。よい点は通常の首輪よりもずっと弱い力で犬をコントロールできます。また犬の注意を引くために、頭の向きを容易に変えることができます。

そのほかにも色々ありますが今回はこれぐらいにします。

ボディーラップ
ボディーラップ

バランスリード
バランスリード

これらの色々な工具を使っての説明がありデモ犬を使っての講習です。なんとそのデモ犬にわが愛犬が選ばれました。デビー先生にとってもおりこうさんだからデモに貸してちょうだいと言われいよいよデモンストレーションが始まりました。もともととてもシャイなので心配でしたが、芸能人なみのカメラのフラッシュの数にも動じることなくりっぱに大役をこなしました。
われながらあっぱれです。ここまで成長したあずきを見てとっても嬉しかったです。
講習が終わり5時間かけて石川の我が家に到着しました。
帰る車の中でも行くときとは違いとても落ち着いていましたが、家に帰ってくるなりはしゃぎまくっていました。
2人元気になにごともなく帰ってくることができ一安心です。
2人にとってとても貴重で大切な時間でした。また2人の絆が深まったように思います。、機会があれば再度頑張ってみたいです。
また、講習に行くにあたり協力してくれた坂井獣医科院長およびのスタッフの皆さんに感謝します。

坂井獣医科 AHT 寺田 絵美

10月〈1〉 Tタッチ後編(Tタッチ講習会)
この記事は****年*月現在制作された内容です。記載内容は予告なく修正、変更を行なう場合が有ります。
Copyright (C) 2007 Sakai Animal Hospital All Rights Reserved.