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元 運送業
バーニーズ、シベリアン・ハスキー、セント・バーナード、グレート・ピレニーズなど |
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収穫した農作物を乗せた荷車を引いたり、そりを引いたり、首にワインなどをぶら下げて運んでいた犬たちです。体格が大きく馬力があることから、重たいものを運ぶ仕事で活躍。吹雪が吹き荒れる山中でも
果敢に行動し、忍耐力もあります。 |
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しつけのポイント |
1. |
力強い犬に負けぬようリードの持ち方に工夫を
重い荷物を何キロも運んでいた元運送業犬は体格が大きく馬力があります。それゆえ、リードを引っ張っていなくてもリードにかかる力は強め。飼い主さんは脇を締めて、両手でリードを持つようにしましょう。リードを持つ位置に結び目を作り、そこを握るようにすると、より安全に歩くことが出来ます。 |
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2. |
歩き出しの合図「行くよ」を教えよう
忍耐強い面が強まって頑固になると、ときに散歩の途中で歩かなくなる傾向が。抱っこが難しい体格なので、「行くよ」の合図を教えておくのがおすすめ。飼い主さんが歩き出す時にいつも「行くよ」と声をかけながらおやつを与えます。繰り返し練習すると、「行くよ」の合図で歩き出す習慣がつきます。 |
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付き合いかたのポイント |
1. |
歩き方にメリハリをつけて楽しませて
遠くの町まで歩いて物資を運ぶなどしていた元運送業犬は「歩く」ことが得意です。楽しい散歩をすると、本能的欲求が満たされて、一緒に歩いてくれた飼い主さんに好意を持ち、従順な性質が高められます。ただ単調に歩くよりも「ゆっくり歩く→早足で」など早さに変化をつけながら歩くと愛犬がわくわくしてより楽しい散歩になります。 |
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2. |
公園や海辺などに行き一緒に景色を眺めよう
荷物を運搬するかたわら、見張り役も兼ねていた元運送業犬は、景色や人の往来を眺めることで本能が満たされることがあります。公園や海辺など、広々としたところへ行き、景色や人々の往来を見せましょう。さまざまなものに慣れさせる社会化になり、社交度をより高められます。 |